オクトラ1もクリアしました~!!
オクトラ2をクリアしてから1もやりたいな~と思ってまして、8月の半額セールで買いました!
続きから感想です。
プレイ時間とガルデラ撃破まで
プレイ時間は「旅の果て」含むサブストーリー全部クリアして98時間!
システム面がいろいろ改善されたり進化したオクトラ2を先にやったから不便に感じるかな?とプレイ前は思ってましたが、
そこは意外と気にならず楽しく遊べました。私が2のバトルの広がった幅を使いこなせてなかったからかもしれませんww
(変なパートボイス制はちょっと気になったけど慣れた)
2の数々の泥仕合の反省を活かせたのか、1では効率よく順調なペースでボスを倒せて行けた気がします。
各主人公のストーリーをクリアした後、そこからフィニスの門を見つけて
さらにレベリングして勝つまではまたちょっと行き詰まりましたけど…w
でも2では道なりに進めていれば辿り着けたラスボスが、1では「えっそこから繋がるの!?」って一見何でもない
サブストーリーを最後まで進めないと辿り着けないっていうのはワクワクする驚きがありましたし、
見つけた時の感動もひとしおでしたね。私は気付く前は魔剣士の祠の右側の壁にぶつかり続けてたりしました…。
ホルンブルグがありそうなのはそっち方面かなぁって…。
ガルデラに勝った時の編成。3回目の挑戦で勝てました!
耐えるよりもとにかく早く火力を出す!!全回復のジャムを湯水のように使う!!がポイントだったかなと。
ちなみに加勢枠は(ガルデラ戦では呼ぶ暇なかったんですが)エアハルトと翻訳家ドミニクを連れてみてました。
ケジメつけたいかなと思って…w
ガルデラ戦第1パーティーの主力はもちろん最終兵器サイラス先生。装備込みなら術攻カンストしてます。
サポートアビリティは「ダメージ限界突破」と「回復限界突破」が外せないので
火力強化枠は「BPイーター」と「属性攻撃強化」です。雑魚戦で検証したけどこの2つがたぶん一番ダメージ倍率が高い。
(ちなみに「属性攻撃強化」の方が「BPイーター」よりやや高いようです)
ダブルトマホーク(2回攻撃)を装備したハンイットが秒で目玉のシールドを剥がし、
プリムロゼが碩学王アレファンの知識と孔雀の舞、オフィーリアが聖火神エルフリックの導きで
先生に神の如き火力を与え、さらに先生が属性防御破壊打ちするダメ押し!!
大司教の杖(光属性強化)でも少し威力上がってるかも!
そうして繰り出される1ターン27万ダメージですよ!!!
先生の強化が終わらないうちにハンイットのBPを回復してさらにシールドを剥がせば追撃できます!!これで瞬殺だ!!!
攻略サイトには「状態異常対策で薬師を入れよう」とか書いてあったけど、そうされる前に倒せば入れなくても大丈夫!!!!
第2パーティーの主力はオルベリクとテリオン。
オルベリクの物攻とテリオンの速度はカンストまで行かずとも手に入るだけのナッツで強化済み。
(装備込みでオルベリクの物攻が800~950くらい、テリオンの速度が899)
トレサに拡散のルーンで緊急回避を重ねがけしてもらいつつ、
アーフェンに霊薬公ドーターの恩恵を誰か次行動できる人に使わせて全回復のジャムをばらまきまくり、
オルベリクが豪武匠ウィンヒルドの咆哮、テリオンが盗公子エベルの鉤爪を連発し
気付いたら本体以外が死んでるという脳筋戦法!!!
本体もシールド剥がしてからまた奥義でボコってればあっという間に終わる!!やはり攻撃こそ最大の防御!!!!
こうして無事にオルステラが救われました。
レベル65前後で初見で挑んで負けた時には、こんなTHE・エンドコンテンツなボスなんて勝てないよぉ~…
負けたらボスラッシュからやり直しとかそんな所まで昔のゲーム風にしなくていいよぉ~…と
途方に暮れたものですが……いや~~気持ちよくブッ倒せたものです!!!
私も2やってた頃よりだいぶオクトパストラベラーが上手くなったんじゃないでしょうか!?
いろいろ不憫すぎたグラムが最後に「旅が無駄じゃなかった」って思えたのが、
「旅」をテーマにしたゲームの締めくくりとして素晴らしい救いでしたね。それぞれの主人公達が各地を巡って、
そして私が氷竜の口に籠ってレベリングして、大陸中からザクロとジャムを徴収したのも無駄じゃなかった…。
ストーリーとしても、プレイヤーのゲーム体験としてもそう思えるのが良い読後感でした。
クリアしてエンカウントゼロにできるアクセサリーが手に入るのも、
「これ装備してオルステラをゆっくりウイニングランして余韻に浸ってくれよな!」っていう粋さを感じます。
各主人公のストーリーについて
オクトラ2では、ストーリーが黒幕に関わって壮大にダークになればなるほど
「登場人物たち個人の話」としてはツッコミどころが気になっちゃって…
「実は黒幕がいました!」ってギミックやりたさに引っ張られすぎてるように所々で感じたので、
結局黒幕ほぼ関係ないアグネア編とパルテティオ編とサブストーリーが好きだったりしました。
Xのフォロワーさんに「壮大じゃない話が好きならオクトラ1の方が好みに合うのでは」と教えて頂いていたのですが、
クリアしてみたらまあ確かにオクトラ1のストーリーの方が好みでした!!
いい意味で余白があって、いい意味で地味だったなと。黒幕要素が複雑すぎず主張しすぎてない感じでしょうか。
私はほどほどにあっさりまとまってていい感じに引き算されてるストーリー構成が好きなのかも。
アニメ感想でも他人と比べてみてそう思います。
オクトラ2の、画面内で語る部分を増やして普通の一本道RPGっぽい良さも加えた事自体は良いと思うんですけどね。
エクストラストーリーの王道大団円なエピローグはすごく良いものでしたし。
オクトラシリーズも人気的に3まで出そうな気がしますが、
もし出るならその辺の地味な良さとリッチな良さをいい感じに両立してほしいですね。
さて、話をオクトラ1に戻します!以下クリア順に感想を書いてます。
プリムロゼ編
最初にクリアしたのは主人公に選んだプリムロゼ編!!
選んだ理由は単純に見た目が好きなのと、私の好きなプリキュアがキュアサンシャイン(CV桑島法子)だからです!!
復讐を誓うCV桑島法子……ガンダムSEEDだったら絶対に死ぬ声だけど、
オクトパストラベラーの主人公だから大丈夫だぜ。危なかった危なかった。
最後の復讐相手、シメオンのキャラはいくら何でも盛りすぎというか、
別にシメオンがプリムロゼ曇らせガチ勢じゃなくても成立する話ではあったと思うので
あのキャラ付けはもう…ライターさんの純粋な趣味…!?って圧を感じてちょっと胃もたれしちゃいました。
2を先にやるとそういう胸糞展開や陶酔的な台詞回しにすごい筆乗ってそうな感じでしたし。
個人的にはそういう部分を我慢して書いたであろうお話の方が面白いって印象なんですけどね…w
とはいえ…プリムロゼ編は全体的には地に足のついた堅実なビターさのあるお話としてまとまってて良かったです。
(シメオンだけ宇宙に足がついていた)
プリムロゼはあまりにも復讐だけを拠り所にしていて、じゃあこの人は復讐を終えたらどうなってしまうんだ?
空っぽになってしまうんじゃないか?っていう疑問は最初からあって。
本当に自分の足で踊っているのか?復讐に振り回されて踊らされているだけなんじゃないか?
彼女の強さは危うく、脆い。
シメオンだって単にそれを最悪の形で突きつける舞台装置に過ぎないわけで。(形がキモすぎたが…)
ゲームとして描かれるプリムロゼの旅はここまでなんだけど、
本当の旅はここからようやく始まるんだろうなって希望を感じさせる幕引きが非常に良かったです。
踊子としてじゃない姿の微笑んだエンドカードも含めて。
ここまで一緒に旅をしてきた仲間たちだっているから、きっと大丈夫だよね…って
プレイヤーが自然と想像できるところも、このゲームの余白がいい具合に作用していたなぁと。
オルベリク編
最初から最後まで一生満点回答みたいな話だった…。
3章のこの場面でもう最終章でしょってくらい盛り上がってた。
大軍同士の戦場の場面から物語が始まりはするけど、仕える国が滅んでからの話になってて
最終章もひとつの領内でのクーデターなので、ほどほどに戦いのスケールがでかくなりすぎず
オルベリク個人の再起の物語に終始しているのが良かったです。
ラスボスのヴェルナーも「街に火を放てばよかったのに」とか言ってきたり、
プライドを守るために自害したりとか、筋が通ってて悪役として好感が持てましたね。
ところでエアハルトはプレイ前に目に入った二次創作のイメージだとオルベリクとなかよぴのズッ友だと思ってたので
開幕即裏切った時は「あれぇ!?聞いた話と違う!?!?」ってびっくりしました…
でも最終的になかよぴのズッ友に収まったので間違いではありませんでした!!!!!
サイラス編
サイラス役の梅原裕一郎さんは最近は低くてねっとりめの声のイメージがあったので
(ツイステのレオナ、BLEACHのハッシュヴァルト、FF16のスレイプニルとか)
まずサイラス先生の梅原ボイスが死ぬほど爽やかな事にびっくりしました。
ブースト時の「やあっ!」とか防御時の「やられるものか!」が好きです。
話としては滅ぼされたホルンブルグの名前が結構最初から出てきて、
あっこれオルベリク編とがっつり繋がるやつだ!ってテンション上がりましたね。
オクトラ2でも登場した辺獄の書(その辺になかったっけ…??)がかなりの重大アイテムでしたし、
世界の核心に迫る内容で早く話を進めたくなりました。
それでいてサイラス先生のいち学者としての美学や倫理観についての話になってて良かったですね。
バトルでラスボスを倒して終わりじゃなくて、フィールドコマンドで本を解読して完結するのが学者らしかったです。
いくら先生が本気出せば1ターン27万ダメージ叩き出せるからって、バトルが本業じゃないんですよねぇ。
たとえ危険な知識でも焚書は反対派のサイラス先生。
先生って聖ハイサンド大教国のことめっちゃ嫌いそう…先生の前でロランルートに進んだら絶対絶交される…。
オフィーリア編
最後のリアナとのやりとりには普通に泣きました…
そして加勢していたエアハルトは二人の間の空気を読んで帰りました。いい奴だなぁ〜!!!!
大司教はもしかして毒を盛られていたのでは…と思ってたけど、フィニスの門の手記を見たらやっぱりそうだった。
でも大司教は自分が毒を盛られたってたぶん気付いたんじゃないかなぁ。気付いてもリアナには言わないでいたのかも。
昔小鳥の話をしたくらいだから、どんな形でもいずれ死別しなきゃいけないって気持ちはあっただろうし…。
フィニスの門での答え合わせテキストの内容を、主人公達もそのままの形で知ったのかはわからないんですけども。
オフィーリアは大司教が毒殺されたと知ったとして、それをリアナには話すんだろうか…と考えてしまいました。
う~~ん…話さない……かなぁ…。きっと傷つけたくないだろうから。
でもどちらにせよ、二人で見つけた答えは変わらないんだろうなって思います。
たとえ黒幕関連の種明かしに嫌な事実があっても、
主人公達がそれぞれの旅で得た真実にケチがつかないようになってるのは良い塩梅ですよね。
アーフェン編
このゲームでも圧倒的に地味なラスボス(薬の素材になるただの強めの魔物)に感心しました。
学者サイラス編ではなんやかんや追う相手がデュエルマッスルして襲い掛かってきたから自然とバトルしてたけど…
アーフェン編は3章以外何ならバトルなしでもいいんじゃないかってくらい全然バトルが直接の解決じゃないからね!!
その極みみたいな地味ラスボスだった。複数主人公のこういうゲームだからこそできる多様な表現ですよね〜。
アーフェン役関智一さんも良いお芝居してました。
関さんって、私としてはテイルズオブデスティニーのスタンやRAVEのハルのイメージが一番大きいんですよね。
「死中!活撃断!!」の魔王炎撃破み。でもアーフェンはこの2人よりももう少し落ち着いた大人っぽさがあったかな。
「気のいいあんちゃん」な関智ボイスはいつ聞いても良いものです。
トレサ編
またしてもいい意味で地味なラスボス。
黒曜会のおねえさんなので客観的には黒幕にも連なる結構なワルのはずだけど、
トレサにとっては大事な手帳を盗ったただのひったくり女なのである。そんな主観性がとても良かった。
でもこのエスメラルダも一緒にいた時計大好きおじさんもキャラ立ってた割に
その後サブストーリーやフィニスの門の手記でも全然触れられませんでしたね。
黒曜会って、一応創業者だったらしいシメオンがボスらしい姿勢も見せずプリムロゼ曇らせにはしゃいでるだけで
死んだのであの後組織としてどうなっていくのか全然わからないんですけど…。
これからも地道に門を開けようとするか、その役割が薄れたとしても普通の指定暴力団(?)として存続していくんだろうか。
テリオン編
まず私が松岡禎丞さんの芝居が好きなのでテリオンがしゃべる度に
「松岡禎丞いい芝居するなぁ…」って感嘆詞が漏れました。バトルボイスだとターン開始時の「どけ…」が好きです。
テリオン編進める時は毎回じっくり聞くためにイヤホンしてましたw(テリオンの声の音量が小さめだからって理由もあるけど…)
ほんとフルボイスじゃないのが勿体ないゲームだ…朗読劇の配信アーカイブでも買おうかな。
ダリウスの最期はテリオンが直接手を下すんじゃなくて、逃げた先で部下にやられるっていうね。
なかなか芸術点の高い、悲しい報いでした。
結局ダリウスと分かり合えなかった事はテリオンにとっても悲しい事のままなんでしょうけど、
プリムロゼ編と同じで、コーデリアだけでなく今一緒にいる仲間たちもその傷をきっと癒してくれるんだろうなって
想像できるところが良かったです。
ハンイット編
基本的にハンイットが自分にとって師匠がどれだけ大切だったかを見つめ直していくお話だったので、
早く会わせてあげたいな~って思えましたね。特に3章のドラゴン退治のこの台詞とかね。
なんやかんや一番ほっこりする話だったかもしれない。
ちなみに赤目の正体は……このプレイ日記書いてる途中であっ…?と気が付きました……(遅い)
フィニスの門でグラムの魂がいるのを見た時、
「化け物にされたグラムがまだその辺さまよってたらかわいそうだったけど
ここにいるって事は今はもう楽になったんだ~よかった~」ってめっちゃ他人事のように安心してたよ…
すみませんでしたグラムさん……私が殺しました………
で、でもどの道グラムさんを助ける事ができたので良かったです!!!!!!
これで浅野チーム「大人向け物語三部作」をクリアだ!!!
さて、これで『オクトパストラベラー』『バリアスデイライフ』『トライアングルストラテジー』の
浅野チーム「大人向け物語三部作」をクリアしたと言えるでしょう!!!やった~~~!!!
(『大陸の覇者』はソシャゲなのでとりあえずパスさせてください…)
オクトラを1、2とやってみると…システムはほぼ変えずに要素を足すっていう進化のさせ方なんですね。
他のシリーズもののRPGって私はそんなにやってなくて、主にFFとテイルズをやってきたんですけど、
どっちもシリーズ出るたびにシステムを毎回それなりに変えてきたので
オクトラシリーズのあんまり変えない進化っていうのは逆に新鮮だったかもしれません。
個人的にはトラストが続編(絶対出てほしいし出ると信じている)でどういう路線で進化するのかが
めちゃくちゃ気になるところです。オクトラとトラストは開発担当のタッグ組んでる会社が違いますけどね。
でもまあ、アートディンクさんは今ドラクエ3リメイクで忙しいみたいだからトラスト2は当分先の話だろうなぁ…
って油断してたら突然まさかのVR化とかしたんですけど…。
なお、このMeta Quest版のトライアングルストラテジーを私は予約してしまいました…ははは…ww
VRゲーム自体にはそんなに興味なかったんですけど、出るからには気になっちゃいますからね!!!
自宅の机の上にノゼリアを持ち込みながら、浅野チームさんの今後を応援しよう!!